コロナ禍で里帰りしたくてもできなかった人もいるかと思いますが、我が家は積極的に里帰りしない出産を選びました。
その理由をお話します。
実家が遠すぎるから
里帰りするとしたら妊娠32週までに里帰り先の産院を受診することが条件でした。
近かったら32週の検診を受けて、自宅に戻って34週でまた検診ということもできますが、私の実家は最短の交通機関を乗り継いでも約5時間ほどの距離があり、身重な妊婦には体力的にも経済的にも行ったり来たりは困難でした。
そのため32週の検診から産後の1ヶ月検診まで約3ヶ月は実家に滞在したままとなります。
親も仕事をしながら帰宅したら娘と孫がいる状態が3ヶ月も続いたら負担になると思いました。
更に出産した後も夫が来るのは大変です。
1ヶ月健診を終えて自宅に帰るタイミングで迎えに来てもらうのがベビーとの初対面となることでしょう。
上の子の生活環境を変えたくなかったから
実家が遠すぎ問題により、長男は私と実家に帰ったらじいじとばあばに甘やかされ、保育園に行かない生活が3ヶ月も続くことになります。
自宅に戻ったら寂しくなったり保育園行きたくないとなることが予想されました。
そもそも自宅は保育園激戦区なので2ヶ月もお休みしたら退園となります。
また、パパと3ヶ月会わないことによる関係の変化も心配です。
逆に私だけ実家に帰りパパと長男で自宅で過ごす選択肢もあるかもしれませんが、ママっ子だった長男には辛いと思います。
通い慣れた産院で出産したかったから
自宅周辺は人口に対して産院が不足していると言われている地域ですが、人口密集地のため複数の候補から選択することができます。
比較検討して決めた産院での出産は納得感・満足感が上がると思います。
妊婦健診で助産師さんや先生の雰囲気もわかり、安心感もあります。
逆に里帰りした場合は過疎地のため実家から車で30分の総合病院一択です。
マタニティタクシーなど便利な移動手段も存在しません。
出産までに何度か健診はありますが、健診で不信感を感じてもそこで産むしかありません。
産前産後を夫と一緒に乗り越えたいから
産前産後の約3ヶ月を実家で過ごすことにより、夫が他人事のようになりそうでモヤモヤしました。
私が通常通りに動けなかったり、いつ出産になるかわからずそわそわしている臨月から、出産し新生児の育児にあたふたしている間に、言い方は悪いですが独身生活を謳歌すると思うとなんだかやりきれないと思いました。
最後に
我が家の場合は立地的な問題と私がより安心してお産したい気持ちを尊重してもらい里帰りしない出産を選びました。
別の記事でもお伝えしておりますが、里帰りしなくて本当に満足です。
コロナ禍のため、まだ両親に孫を会わせることはできていませんが、そこは仕方ありません。
私は産まれたての娘を一番に会わせたいのは両親より夫だったからです。
ただしこれができたのは夫の職場に理解があり、産前の時短勤務や産後は育休が取得できたからです。
多くの男性が希望すれば育休が取れて、夫婦で出産の感動や育児の大変さや楽しさを共感できるようになることを願っています。
また、多くの男性が育児を体験することで、子連れに舌打ちするおじさんやポテサラおじさんが減ることに繋がるのではないかと期待します。
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