九州で現実逃避できる場所！心が洗われる癒しスポット5選

日々の忙しさやストレスから解放されたいと感じることはありませんか？そんなときは、自然に囲まれた癒しの場所へ足を運ぶのが一番のリフレッシュ方法です。

九州には、まるで異世界に迷い込んだかのような幻想的なスポットが数多く存在します。神秘的な森や静寂に包まれた渓谷、雄大な海の景色が広がる場所など、どれも心を落ち着かせてくれる特別な空間ばかり。

本記事では、九州の中でも特に現実逃避にぴったりな5つのスポットを厳選してご紹介します。大自然の美しさに触れ、ゆったりとした時間を過ごせば、きっと心も体もリフレッシュできるはず。

次の休日は、非日常の世界へ旅に出かけてみませんか？

福岡県：篠栗九大の森

ラクウショウの森で神秘的な時間を過ごす

福岡県にある「篠栗九大の森」は、まるで異世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気が魅力のスポットです。特に有名なのは「ラクウショウ（落羽松）」と呼ばれる水辺に根を張る巨木群。まるでジブリ映画のワンシーンのような光景が広がり、都会の喧騒を忘れて心を落ち着けることができます。

ラクウショウは水の中に根を伸ばす性質を持ち、湿地帯でも生きられる珍しい木です。根の部分が膝のように盛り上がることから「膝根（しっこん）」と呼ばれる特徴的な形をしており、そのユニークな姿が写真映えするポイントになっています。

訪れるなら、朝や夕方の時間帯がおすすめ。朝の静寂の中で深呼吸をすれば、澄んだ空気とともに心が洗われるような感覚になります。夕方には水面に映る夕日が美しく、オレンジ色に染まる森の風景はまるで絵画のようです。

注意点としては、雨の日や大雨の後は足元がぬかるみやすくなるため、歩きやすい靴を用意するのがおすすめ。また、自然を守るため、ゴミの持ち帰りや動植物への配慮を忘れずに訪れましょう。

四季折々の自然を楽しむ散策路

篠栗九大の森は、四季ごとに異なる表情を見せてくれるのも魅力の一つです。春は新緑が芽吹き、鳥のさえずりが響く爽やかな雰囲気。夏は木々が青々と茂り、木陰の中で涼しく散策を楽しめます。秋になると紅葉が広がり、オレンジや黄色に染まった森が幻想的な景色を生み出します。冬は葉が落ちてラクウショウの独特なシルエットがより際立ち、神秘的な雰囲気が増します。

森の中には約2kmほどの散策路が整備されており、ゆっくりと歩きながら自然を満喫できます。途中にはベンチも設置されているので、腰を下ろしてのんびりと過ごすのもおすすめです。スマホやカメラを持参すれば、季節ごとの美しい風景を記録することもできます。

この森は特に静寂を求める人にぴったりな場所。仕事や人間関係のストレスから解放され、ただ鳥のさえずりや木々のざわめきに耳を傾ける時間を楽しめます。都会の喧騒を忘れ、自然のリズムに身を委ねることで、心がリフレッシュされること間違いなしです。

写真映えするスポットとしての魅力

SNSでも話題になっている篠栗九大の森ですが、特に人気の撮影スポットはラクウショウの木々が並ぶエリアです。木の根元が水に浸かっている光景は、日本国内ではなかなか見られない珍しい風景。水面に木々が映り込む瞬間を捉えれば、まるで鏡のような幻想的な写真が撮影できます。

撮影のコツとしては、午前中の柔らかい光の中で撮ること。太陽が高く昇る前の時間帯なら、光が優しく差し込み、より神秘的な雰囲気を演出できます。逆光を利用してシルエット風に撮るのもおすすめ。

また、地面にカメラを近づけてローアングルで撮影すると、ラクウショウの高さや迫力がより伝わる写真になります。水面すれすれの位置から狙うと、反射を活かしたアートのような写真も撮れるので、ぜひチャレンジしてみてください。

アクセス情報と訪問時の注意点

篠栗九大の森は、福岡市内から比較的アクセスしやすい場所にあります。

住所：福岡県糟屋郡篠栗町和田
アクセス：JR篠栗駅からタクシーで約10分、または車で福岡市内から約40分
駐車場：近隣に無料駐車場あり

駐車場から森の入り口までは少し歩く必要がありますが、その道中も美しい自然が広がっているので、ちょっとしたハイキング気分を楽しめます。

注意点として、篠栗九大の森は自然保護のため、ゴミの持ち帰りが必須。また、遊歩道の一部はぬかるみやすい箇所があるため、雨の日の翌日は滑りにくい靴を履いて行くと良いでしょう。

周辺のおすすめカフェ情報

篠栗九大の森を訪れた後は、近くのカフェでのんびり過ごすのもおすすめです。

☕ Café de Blue（カフェドブルー）

自然の中に溶け込むおしゃれなカフェ。手作りスイーツやオーガニックコーヒーが人気。

☕ 森のパン屋さん

素朴で温かみのあるパン屋さん。地元の素材を使った焼きたてパンが絶品！

☕ 篠栗茶屋

和風の落ち着いた雰囲気が魅力。抹茶や和スイーツを楽しみながら、ほっと一息つける。

九大の森の散策後、自然の余韻に浸りながらカフェでゆったり過ごせば、より充実した癒しの時間を過ごせます。

熊本県：鍋ヶ滝

滝の裏側から眺める絶景

熊本県小国町にある「鍋ヶ滝」は、日本でも珍しい“滝の裏側に入れる”スポットとして知られています。幅約20メートル、高さ約10メートルの滝がカーテンのように流れ落ちる光景はまるで異世界。裏側から滝を眺めると、水のヴェール越しに光が差し込み、幻想的な雰囲気を楽しめます。

滝の裏側に入ると、目の前には水しぶきと清涼感あふれる空間が広がります。滝の水は透き通っており、日差しが差し込むとキラキラと輝き、息をのむ美しさです。特に朝の時間帯は観光客も少なく、静寂の中で滝の音に包まれながら非日常を味わえます。

春にはライトアップイベントが開催されることもあり、夜の滝もまた違った表情を見せてくれます。青や緑の光に照らされた滝は幻想的で、昼間とはまるで別世界のような美しさです。

滝の裏側に入る際は、地面が滑りやすいので注意が必要です。特に雨の日やその翌日は、足元がぬかるんでいることがあるため、歩きやすい靴で訪れるのがベスト。また、滝の周囲はひんやりと涼しいので、夏でも羽織るものを持っていくと快適に過ごせます。

季節ごとの見どころと撮影ポイント

鍋ヶ滝は四季折々の魅力があり、訪れる時期によって異なる美しさを楽しめます。

春（3～5月）：新緑が映える季節
滝周辺の木々が芽吹き、明るい緑色の景色が広がります。春限定のライトアップイベントも開催されるので、夜の神秘的な滝もおすすめです。
夏（6～8月）：涼を求める避暑地
水しぶきが心地よく、気温が高い日でもひんやりと涼しい空間です。滝の裏側を歩くと天然のミストシャワーを浴びるような感覚で、夏の暑さを忘れられます。
秋（9～11月）：紅葉とのコントラスト
滝の背景に紅葉が広がり、水の白さとのコントラストが美しく映えます。写真映えする季節で、特に朝の光が差し込む時間帯がおすすめ。
冬（12～2月）：凍る滝の幻想美
寒波が強い時期には、滝の一部が凍ることも。氷柱ができる様子はまるで別世界のような美しさです。

撮影のポイントは、滝の裏側から前景に水の流れを入れて撮ること。滝のカーテン越しに人物をシルエットで撮ると、幻想的な一枚になります。また、長時間露光を使うと水の流れが柔らかくなり、よりアートな写真に仕上がります。

周辺の自然散策コースの紹介

鍋ヶ滝の周辺には、美しい自然を楽しめる散策コースが整備されています。

① 滝周辺の遊歩道
駐車場から滝までの道は緑に囲まれており、森林浴を楽しみながら歩けます。春には新緑、秋には紅葉が美しく、季節ごとに異なる風景を堪能できます。

② 小国町の森林エリア
鍋ヶ滝のある小国町は「おぐにの森」と呼ばれる豊かな森林地帯。特に「押戸石の丘」では360度の大パノラマが広がり、神秘的な巨石群が点在するスポットとしても人気です。

③ 黒川温泉街の散策
鍋ヶ滝から車で約30分の場所にある黒川温泉は、レトロな街並みと美しい自然が魅力。温泉めぐりをしながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

滝だけでなく、周囲の自然を楽しみながらゆっくりと過ごせるのが鍋ヶ滝エリアの魅力です。

アクセス方法と駐車場情報

鍋ヶ滝へのアクセスは、車が便利です。

住所：熊本県阿蘇郡小国町黒渕
アクセス：熊本市内から車で約1時間半、大分市内から車で約2時間
駐車場：専用駐車場あり（普通車300円）

駐車場から滝までは徒歩で約5分程度。道は整備されていますが、一部階段があるため歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

また、鍋ヶ滝は訪問者が多いため、混雑を避けたい場合は平日の午前中が狙い目。特にゴールデンウィークや紅葉シーズンは混雑するので、早めの時間に訪れると静かな滝を堪能できます。

近隣の温泉スポットでリラックス

鍋ヶ滝を訪れた後は、近くの温泉でリラックスするのもおすすめです。

♨ 黒川温泉

九州屈指の温泉街。露天風呂巡りができる「入湯手形」が人気。

♨ わいた温泉郷

大自然に囲まれた秘湯。貸切風呂が多く、ゆっくり過ごせる。

♨ 杖立温泉

レトロな雰囲気が魅力。川沿いの温泉旅館でのんびりできる。

鍋ヶ滝の清涼感と温泉の温かさをセットで楽しめば、心も体も癒される旅になること間違いなしです。

大分県：くじゅう花公園

四季折々の花々が織りなす景色

くじゅう花公園は、大分県のくじゅう連山のふもとに広がる広大なフラワーパークです。標高850メートルの高原に位置し、春から秋にかけて約500種類・500万本もの花々が咲き誇ります。季節ごとに異なる花が彩る園内は、まさに現実を忘れる夢のような空間。訪れるたびに違う景色を楽しめるのが魅力です。

春にはチューリップやネモフィラが青い絨毯のように広がり、初夏にはラベンダーが爽やかな香りを漂わせます。秋になるとコスモスが風に揺れ、ロマンチックな雰囲気に包まれます。特におすすめなのが、満開の花々とくじゅう連山をバックにした風景。壮大な自然と色とりどりの花畑のコントラストは、まるで海外の田園風景のようです。

花々の手入れが行き届いており、園内を歩くだけで心が癒される場所。ゆっくり散策しながら、日々のストレスを忘れてリフレッシュするのにぴったりのスポットです。

広大な敷地内のおすすめ散策ルート

くじゅう花公園は広大な敷地を誇り、どこを歩いても美しい花々が迎えてくれます。初めて訪れる人におすすめの散策ルートを紹介します。

メインガーデン「春彩の畑」
- 春にはチューリップやネモフィラが一面を埋め尽くす絶景スポット。
- フォトジェニックな風景が広がり、SNS映え間違いなし。
香りの丘
- ラベンダーやハーブが植えられており、心地よい香りに包まれる癒し空間。
- ベンチが設置されているので、ゆったり座って景色を楽しむのもおすすめ。
天空の道
- くじゅう連山を一望できるスポット。
- 花畑と山々の美しいコントラストを楽しめる。
フローラルドーム
- 温室の中で熱帯植物や珍しい花々を鑑賞できるエリア。
- 雨の日でも楽しめるスポットとして人気。
展望デッキ
- 高台にある展望スペースから、公園全体とその向こうに広がるくじゅう連山を一望。
- 夕暮れ時は特に美しく、ロマンチックな雰囲気に包まれる。

このように、くじゅう花公園はただ花を見るだけでなく、散策しながら景色や香りを楽しむことができる場所です。

イベント情報と見どころ

くじゅう花公園では、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。

春の「花のフェスティバル」（4月～5月）
- チューリップやネモフィラが見頃を迎えるシーズン。
- フラワーアート展示や、花苗販売なども実施。
ラベンダー収穫体験（6月～7月）
- ラベンダー畑で香りを楽しみながら収穫できる人気イベント。
秋のコスモス祭り（9月～10月）
- 風に揺れるピンクや白のコスモス畑が広がるロマンチックなシーズン。
冬のイルミネーション（12月～1月）
- 夜の花公園がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。

イベントが多く、訪れる時期によって違った楽しみ方ができるのも魅力です。

アクセス情報と入園料の詳細

くじゅう花公園へのアクセスは以下の通りです。

住所：大分県竹田市久住町大字久住4050
アクセス：
- 熊本市内から車で約1時間半
- 大分市内から車で約2時間
- JR豊後竹田駅からタクシーで約30分

入園料：

大人（高校生以上）：1,300円
小人（5歳以上）：500円
4歳以下：無料

駐車場は無料で利用できるため、車でのアクセスが便利です。

周辺の立ち寄りスポット紹介

くじゅう花公園の近くには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

くじゅう高原
- 牧場や温泉が点在し、のどかな風景が広がる癒しのエリア。
長者原ビジターセンター
- くじゅう連山の登山情報や自然について学べる施設。
九重“夢”大吊橋
- 日本一の高さを誇る大吊橋で、絶景を楽しめる人気スポット。
久住ワイナリー
- 高原の風景を楽しみながらワインを試飲できるおしゃれなスポット。
筋湯温泉
- くじゅう連山の麓にある秘湯。旅の疲れを癒すのに最適。

くじゅう花公園だけでなく、周辺の観光スポットと合わせて訪れることで、より充実した旅になります。

宮崎県：高千穂峡

ボートで巡る渓谷美の魅力

宮崎県の高千穂峡は、まるで神話の世界に迷い込んだかのような絶景スポットです。約10万年前の阿蘇火山の噴火によって形成されたこの渓谷は、切り立った柱状節理の岩壁が約7kmにわたって続く神秘的な景観が特徴です。

特に有名なのが、渓谷の中央を流れる「真名井の滝」。高さ17mから流れ落ちる滝は、ボートから見上げるとまるで天から降り注ぐかのような迫力です。滝のしぶきが陽の光に反射し、時折虹がかかることも。ボートでゆっくりと進みながら滝を間近で眺める体験は、まさに非日常のひとときです。

ボートは1艘3人まで乗船可能で、30分間たっぷりと渓谷美を満喫できます。貸しボートは人気が高く、特に紅葉シーズンやゴールデンウィークなどは長時間の待ち時間が発生することもあるため、事前予約または朝早めの訪問がおすすめです。

水面に揺れる光と、ひんやりとした空気の中を進むボートクルーズは、都会の喧騒を忘れ、心からリラックスできる時間を提供してくれます。

真名井の滝と周辺の見どころ

高千穂峡のシンボルともいえる「真名井の滝」は、年間を通して美しい景色を楽しめます。特に夏は新緑に囲まれた爽やかな雰囲気、秋には紅葉が水面に映り込み、幻想的な風景が広がります。

滝をボートで眺めるのも良いですが、上からの景色も見逃せません。「おのころ島展望台」や「槍飛橋」からは、滝と渓谷の壮大な風景を一望できます。

また、高千穂峡には他にも見どころがたくさんあります。

鬼八の力石
- 神話に登場する鬼八が持ち上げたとされる巨大な石。
玉垂の滝
- 真名井の滝の少し下流に位置する、岩肌を伝って流れ落ちる美しい滝。
仙人の屏風岩
- 高さ70mの垂直な岩壁が連なる壮観なスポット。
あまてらす鉄道
- かつての高千穂鉄道の線路を活用した観光列車。渓谷を一望できる絶景スポット。
高千穂神社
- 縁結びの神様として知られ、夫婦杉の周りを回ると良縁が訪れるとされる。

高千穂峡を訪れた際は、これらのスポットも合わせて巡ると、より深くこの地の魅力を堪能できます。

季節ごとのおすすめ訪問時期

高千穂峡は四季折々で異なる美しさを楽しめます。

春（3～5月）：新緑の渓谷
- フレッシュな緑に囲まれ、爽やかな空気が広がるシーズン。
夏（6～8月）：避暑地として最適
- ひんやりとした渓谷内は夏でも涼しく、ボートクルーズが特に気持ちいい。
秋（9～11月）：紅葉の絶景
- 渓谷全体が赤や黄色に染まり、水面に映る紅葉が美しい。
冬（12～2月）：静寂に包まれた神秘の風景
- 人が少なく、静かに景色を楽しめる穴場の時期。霧がかかると幻想的な雰囲気に。

訪れる時期によって異なる魅力を持つ高千穂峡。自分の好きな景色を狙って訪れるのもおすすめです。

アクセス方法とボート利用の注意点

高千穂峡へのアクセスは、車が便利です。

住所：宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
アクセス：
- 熊本市内から車で約2時間
- 宮崎市内から車で約3時間
- 高千穂バスセンターから徒歩15分

ボート利用情報：

料金：1艘（3人まで）5,100円（30分）
受付時間：8:30～16:30（混雑時は整理券配布）
予約：公式サイトで事前予約推奨

ボートは手漕ぎ式なので、体力に自信がない人は2人以上で交代しながら乗ると快適に楽しめます。また、濡れることがあるので、タオルや着替えを用意しておくと安心です。

高千穂神社など周辺の観光スポット

高千穂峡を訪れたら、ぜひ立ち寄りたい周辺の観光スポットを紹介します。

高千穂神社
- 縁結びや夫婦円満のご利益がある神社。
天岩戸神社と天安河原
- 日本神話に登場する「天岩戸伝説」の舞台。
国見ヶ丘
- 高千穂の町を一望できる絶景スポット。朝霧が立ち込める日の眺めは圧巻。
道の駅高千穂
- 地元の特産品やお土産を購入できるスポット。
高千穂あまてらす鉄道
- 旧高千穂鉄道の線路を使った観光トロッコ列車。橋の上から見る渓谷の景色が素晴らしい。

高千穂峡とあわせてこれらのスポットを巡ることで、より神秘的な旅を楽しめます。

長崎県：九十九島

展海峰から望む多島美の絶景

長崎県佐世保市にある九十九島（くじゅうくしま）は、西海国立公園に属する美しい多島海です。名前の通り、無数の島々が点在し、その数は208にも及びます。大小さまざまな島が連なる風景は「西海の楽園」とも称され、日本でも指折りの絶景スポットとして知られています。

九十九島の絶景を楽しむなら、「展海峰（てんかいほう）」が最適です。標高165mの丘の上にある展望台からは、九十九島の島々が海に浮かぶ様子を一望できます。特に夕暮れ時は、オレンジ色に染まる空と海、そして黒い影のように浮かぶ島々が幻想的な風景を作り出します。

展海峰の周囲には、四季折々の花々が咲く花畑が広がり、春は菜の花、秋はコスモスが美しい彩りを添えます。ベンチに座って景色を眺めるだけでも、日常の疲れが癒されること間違いなしです。

展望台には無料の駐車場が完備されており、アクセスも良好。特にカメラ好きや風景写真を撮りたい人にはおすすめのスポットです。

クルージングで楽しむ島々の風景

九十九島の美しさをさらに堪能するには、クルージングがおすすめです。佐世保港から出発する観光船に乗れば、海の上から島々を間近に眺めることができます。

① 九十九島パールクルーズ

所要時間：約50分
料金：大人1,800円、小人900円
見どころ：大小さまざまな島々を巡りながら、野生の鳥や時にはイルカにも出会える

② 九十九島遊覧船「みらい」

所要時間：約50分
料金：大人2,000円、小人1,000円
特徴：最新型の遊覧船で、ガラス張りのデッキからパノラマビューを楽しめる

③ 九十九島カヤック体験

所要時間：約2時間
料金：大人5,000円～
特徴：自分で漕ぎながら、無人島や秘密の入り江を探検できるアクティブ派向けの体験

クルージングでは、船上から眺める九十九島の風景が圧巻。特に夕暮れのサンセットクルーズはロマンチックな雰囲気で、カップルにも人気です。

季節ごとのおすすめアクティビティ

九十九島では、一年を通じてさまざまなアクティビティが楽しめます。

春（3～5月）：花と海のコントラストを楽しむ
- 展海峰の菜の花が見頃を迎え、黄色いじゅうたんと青い海のコントラストが美しい。
- 遊覧船に乗ると、穏やかな海に映る春の空が楽しめる。
夏（6～8月）：マリンスポーツで海を満喫
- カヤック体験やSUP（スタンドアップパドルボード）で島々を間近に感じる。
- 無人島ツアーでシュノーケリングや海水浴も楽しめる。
秋（9～11月）：コスモス畑と紅葉の島々
- 展海峰のコスモスが満開になり、秋の風景を彩る。
- 遊覧船から紅葉に染まる島々を眺めるのも風情がある。
冬（12～2月）：澄んだ空気の絶景とグルメ
- 空気が澄んでいるため、展海峰からの眺めが一年で最も美しくなる。
- 佐世保名物の「九十九島かき」を味わうならこの季節！

季節ごとの魅力があるため、どの時期に訪れても違った九十九島の美しさを楽しめます。

アクセス情報とクルーズ船の詳細

九十九島へのアクセスは、佐世保市内から非常に便利です。

住所：長崎県佐世保市鹿子前町
アクセス：
- JR佐世保駅から車で約15分
- 長崎空港から車で約1時間半

九十九島パールシーリゾート（クルーズ乗り場）

営業時間：9:00～17:00
料金：大人1,800円、小人900円（遊覧船）

駐車場も完備されており、車での訪問も問題ありません。

佐世保市内のグルメスポット紹介

九十九島を訪れた後は、佐世保のグルメを楽しむのもおすすめです。

佐世保バーガー
- 全国的にも有名なご当地グルメ。注文してから作る手作りバーガーはボリューム満点！
九十九島かき
- 冬の味覚として人気の牡蠣。シーズン中は浜焼きが楽しめるお店も多い。
レモンステーキ
- 佐世保発祥のご当地ステーキ。薄切り牛肉をレモン風味の特製ソースでいただく。
海鮮丼（佐世保朝市）
- 新鮮な魚介類がたっぷり乗った海鮮丼は絶品！
ミルクセーキ
- 佐世保では「飲む」のではなく「食べる」ミルクセーキが定番。

九十九島の自然を満喫した後は、佐世保のグルメを堪能して旅の締めくくりを楽しみましょう。

まとめ

九州には、現実逃避できる癒しのスポットが数多く存在します。

福岡県・篠栗九大の森：神秘的なラクウショウの森で静寂を楽しむ
熊本県・鍋ヶ滝：滝の裏側から眺める幻想的な光景
大分県・くじゅう花公園：四季折々の花々に囲まれてリフレッシュ
宮崎県・高千穂峡：神話の舞台でボートクルーズを楽しむ
長崎県・九十九島：多島美の絶景とクルージングを満喫

忙しい日常から抜け出し、自然に包まれる時間を過ごせば、心も体もリフレッシュできるはず。ぜひ、次の休日は九州の絶景スポットへ足を運んでみてください！