ふと思い出した、3年前の出来事です。
2歳を過ぎても寝る前のおっぱいが辞められなかった我が息子は、あるきっかけで簡単に卒乳したのでした。
当日の様子
その日は来客があり、夕方早めの時間から夫とお客さんは飲み始めることになりました。
ちょうど暑くなってきた時期で、もともとお酒が好きだった私も少し飲みたくなり、小さいグラスに半分だけビールを飲んでみることにしたのでした。
当時、授乳していたのは毎晩の寝かしつけのタイミングだけです。
普段は私から寝室に誘導して21時頃に寝かしつけていますが、あまりすぐには寝られず、翌日が休日なら22時過ぎても寝ない子でした。
その日も翌日が休日だったので、17時に少しだけ飲んで22時なら問題ないとの判断で飲んだのですが、その日に限って息子は19時過ぎに「今日はもう寝る」と言い出したのです。
既に飲んでしまっていて、まだアルコールが残っているかもと思った私は、とっさに「ごめんね、お母さんお酒飲んじゃって今はおっぱい苦くなっちゃったからすぐにはあげられないの。おっぱい飲まなくても寝られそうかな?」と聞くと「うん、わかった!じゃあ牛乳飲む!」とそのまま布団に横になって寝たのです。
その時はこんな珍しい日もあるのかなと思っていました。
その翌日は
翌日の夜、入浴中に息子から「お母さんのおっぱい、今日も苦いかなぁ?」と聞かれました。
私はその時点では辞めたいとも辞めたくないとも思っていなかったので「どうだろう、まだ苦いかなぁ、もう苦くないと思うけど、飲んでみる?」と聞いてみました。
すると、息子は「苦かったらイヤだから今日も飲まない!」と言ったのでした。
翌々日以降
その翌日からはおっぱいの味を聞かれることもなくなり、飲まずに寝るのが普通になり、あっさりと卒乳となったのでした。
息子自身はどう感じていたのかわかりませんが、特に寂しがる様子もなく、泣くこともありませんでした。
私も特に寂しく感じることもなく終わってしまいました。
2年以上授乳していたからか、おっぱいが張って痛いとかもありませんでした。
それまでに断乳しなかった理由
私は産後から比較的順調に母乳が出て、9割以上母乳で育てていましたが、息子が6ヶ月になったころから保育所に預けて働き始めました。
それでも仕事中におっぱいが張るので、夜だけでもと母乳を続けていて、張らなくなっても寝かしつけが楽だったり、体調不良でもおっぱいなら飲んでくれるからと辞めずにいました。
また、私の性格的に、自分で断乳の日を決めてしまうと、あと何日だ、今日で最後だとか思うと泣いてしまいそうだったからです。
息子から「もういらない」と言われるまで、続けようと考えていました。
最後に
息子にとっては不本意だったかもしれませんが、あっけなく終わって本当によかったです。
ちなみに、この話を2歳すぎて卒乳していない子を持つママ友にしたところ、数日後に「うちの子は酸っぱいものが苦手だから、おっぱい酸っぱくなったと言ったら辞められたよ」と言っていました。
会話ができるようになり、味覚が発達して好き嫌いが出るようになってきていると言葉で理解できるのでしょう。
今思うとおっぱいに顔を書いてバイバイさせるのとあまり変わらないのかもしれませんが、私にはそれよりもすごく簡単な方法だったので紹介させていただきました。
最近のコメント